兵庫県の南西部に位置し、瀬戸内海に面している姫路市は、南北に伸びるような形をしており、人口約52万人が住む街。北部には豊かな自然が広がっている一方で、中南部には世界文化遺産の「姫路城」があり、姫路駅を中心に市街地が広がっています。
姫路市は瀬戸内型気候に属し、年間を通して温暖で降水量が少なめ。自然災害が比較的起こりにくいとされています。
また、姫路市は、交通の弁も良好です。兵庫県は日本海と瀬戸内海に囲まれている地域のため、本州を縦断する際は必ず兵庫県を通る必要があります。つまり、兵庫県から各方面にも行きやすいと言えるのです。市内には新幹線が通るJR姫路駅があり、新大阪まで30分、博多まで2時間14分、東京まで約3時間5分で移動できます。他にも、神姫バスや姫路から家島・小豆島を結ぶフェリー・船便、山陽自動車道などがあり、県外に出かけるにも便利な街です。

参考元：姫路市｜毎月の人口統計

注文住宅の新築時の補助金は、現在「子育てエコホーム支援事業」で国から100万円(長期優良住宅の場合。その他の規定あり。)を受けられる事で知られていますが、
今回は姫路市とその周辺エリアで受けられる住宅に関する補助金や控除についてまとめています。

結婚を機に姫路市で新生活をスタートさせる夫婦を支援する制度。2024年1月1日から2025年3月31日までの間に結婚した、男女ともに39歳以下の夫婦が対象です。また、2023年の所得が夫婦合わせて500万円未満で、補助金を申請した日から2年以上は継続して姫路市に住む必要があります。対象経費となるのは、住宅の購入費やリフォーム費、転居費用、家賃など。1世帯あたり30万円を上限に申請でき、夫婦ともに婚姻日における年齢が29歳以下であれば1世帯あたり最大で60万円まで受け取れます。

申請期間：2024年6月3日～2025年3月31日

参考元：姫路市｜姫路市結婚新生活支援補助金

土砂災害特別警戒区域外にある住宅を対象に、100万円以上の建て替えにかかる費用を補助する制度。所得が600万円以下で、対象の住宅を所有する方、またはその2親等以内の親族が対象です。新たに建築する住宅は、「省エネ基準に適合していること」や「現地建て替えすること」などの条件を満たす必要があります。申請できる金額は100万円を上限に、建て替え工事にかかった費用の5分の4です。

申請期間：受付中・2024年11月29日まで

参考元：姫路市｜住宅建替工事費補助

地震による住宅の倒壊から住民を守るため、住まいの耐震化にかかる工事費用に対して補助金が受け取れる制度。1981年5月31日以前に着工され、耐震性の低さについて診断で指摘を受けた住宅が対象です｡また、補助金を受け取るには、耐震化工事費用が50万円以上である必要があります。工事費用が50万円以上200万円未満なら上限を100万円として工事費用の5分の4、200万円以上300万円未満なら110万円、300万円以上なら130万円の申請ができます。

申請期間：2024年4月1日～2024年12月26日

参考元：赤穂市｜住宅改造に係る様々な支援策について
参考元：赤穂市｜住まいの耐震化に関する支援事業について
参考元：赤穂市｜赤穂市耐震改修促進事業補助金のお知らせ

人口減少対策と定住促進を目的とし、新たに住宅を取得する方や若い世帯を対象に、補助金を交付する制度です。定住促進住宅取得支援事業として、市外から市内に転入し定住を目的に住宅を取得された方が対象の「転入者住宅取得奨励金」と、市内に住んでいる新たに住宅を取得する方が対象の「若者住宅取得奨励金」の2種類があります。転入者住宅取得奨励金は、1年目に30万円、2年目に10万円、3年目に10万円の計50万円が受け取れ、若者住宅取得奨励金は、1年目に一括して30万円が受け取れます。

申請期間：転入日及び住宅取得の日からいずれも1年以内

参考元：たつの市｜定住促進住宅取得支援事業

40歳未満の夫婦、または18歳未満の子供がいる家庭が、市内に住宅を新築・購入した際に給付金を受け取れる事業。交付額は25万円です。エネルギッシュな若い世代による人口増加と定住化を進めることで、活力のある街づくりを目指しています。

申請期間：2024年4月1日～2025年3月31日

参考元：相生市｜住宅取得奨励金交付事業について

ここでは、姫路市とその周辺の医療支援制度について見ていきましょう。

0～18歳までの方の通院・入院にかかる費用に対し、所得制限なしに助成する制度。「姫路市に住所があること」や「医療保険に加入していること」が助成される条件です。市内に住む若者世代の人口増加を目標とし、予算配分されています。

参考元：姫路市｜令和6年7月1日からの子どもの医療費助成の拡大

市内の妊婦や子育て世代の経済的負担を軽減するため、妊娠から出産、子育てまで一貫して支援する制度。妊娠届を提出した妊婦へ5万円、出生した児童へ5万円、合計で10万円が支給されます。

参考元：姫路市｜姫路市出産・子育て応援給付金支給事業（国の出産・子育て応援給付金事業）

小学校3年生までの子供、及び中学校3年生までの児童の医療費を助成する制度です。0歳児は所得制限なし、1歳児以上は所得制限あり。自己負担額0円で医療機関を利用できます。他にも、母子家庭等医療費助成制度や高校生等医療費助成制度など、子供の医療費に関する制度がいくつかあるので安心して子育てができるでしょう。

参考元：赤穂市｜乳幼児等医療費助成制度
参考元：赤穂市｜医療費助成

子育て世代の経済的負担を軽減し、安心して子育てができる環境づくりを目的とした制度。0～15歳までの児童の通院にかかる費用を、所得制限なしに助成します。16～18歳まで児童にかかる医療費の助成には、所得制限があるので、詳しくはたつの市の市民生活部国保医療年金課まで問い合わせてください。

参考元：たつの市｜令和4年7月1日からこども・母子家庭等医療費助成制度を拡充します

子育て世代が安心して子供を病院へ連れて行けるように、0～18歳までの児童の医寮費を助成する制度です。0歳児には所得制限はありませんが、1歳以上の児童には所得制限があります。詳しくは相生市の市民課まで問い合わせてください。

参考元：相生市｜相生市の福祉医療制度

姫路市や赤穂市・たつの市・相生市には、住宅・医療に関わる制度がたくさんあります。移住や引っ越しを考えている方は、今回紹介した制度を上手に活用しましょう。
アール・ホームでは、家づくりのプロフェッショナルが一丸となり、住む家族にとって最適な暮らしが実現できる賢い家づくりを叶えます。デザイン性や性能が高いうえに、手が届きやすい価格も魅力的。たくさんの施工事例もありますので、姫路市やその周辺で注文住宅の新築を検討している方は、ぜひ一度アール・ホームへ相談ください。